【xTool F1】カラーアクリルに彫刻＆切断するパラメーター公開

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今回の記事では

家庭用小型レーザー彫刻機、xTool F1（エックスツールエフワン）を使って

カラーアクリルに彫刻・切断加工していく様子をご紹介します。

レーザー初心者の私にとって、アクリル加工はもう本当に試行錯誤に次ぐ試行錯誤で失敗ばかりでしたが

やっと、カラーアクリルの加工に成功したので、その際のパラメーターや注意点などもお伝えします。

使用したカラーアクリル

今回加工に使用したアクリルは、不透明なもので厚さは3mm。

xTool F1では透明なアクリルへの加工はかなり難しいので、不透明なカラーアクリルに加工をしました。

カラーアクリルへの彫刻

まずは、カラーアクリルへの彫刻のパラメーターをお伝えします。

これで彫刻できました！

ただし、ブルーライトだけだと仕上がりが灰色になってしまうことがあります。

その際は、加工後にアクリルを動かさずに、もう一度そのままの数値で赤外線（IR）加工してみてください。

この手間をかけることで、仕上がりが綺麗になります。

ブルー系のアクリルは要注意

ブルー系のアクリルは、最初からブルーライトで加工するとうまくいきません。

（同じ青系の光なので吸収してしまうのでしょうか？？）

なので、青や水色のアクリルに加工する際は、最初に赤外線加工してからブルーライト加工をし、

仕上がりが灰色っぽいよいであれば、再度赤外線加工をすればOKです。

ホワイトのアクリルには彫刻できず

色々試しましたが、白色のアクリル板には彫刻することができませんでした。

今後も機会があれば試してみたいと思います。

もし、F1で加工できた方は教えていただけると嬉しいです！

カラーアクリルの切断

次に、カラーアクリルの切断についてです。

切断は彫刻よりもずっと難しかったです。

色によって、仕上がりがかなり変わってきます。

ちなみに、一番簡単に加工できるのは、黒いアクリル板です。

パラメーターを載せておきます。（くまの素材はXCSにデフォルトで入っているものです）

カラーアクリル切断は色により要調整

1枚の緑のアクリル板から、この草チャームを作ることに成功しました。

以下、切断のパラメーターです。（彫刻パラメーターは上述の通り）

カラーアクリルの切断も、赤外線→ブルーライトと加工した方が綺麗にできる場合が多かったです。

成功した色は、緑、黄色、オレンジ、赤、青、紫、ピンク。

色別の切断用パラメーター

【赤、黄色、緑】

①IR加工、電源100、速度2、加工回数1　⇒　②ブルーライト加工、電源100、速度2、加工回数2

【青】

①IR加工、電源100、速度2、加工回数1　⇒　②ブルーライト加工、電源100、速度2、加工回数3

【オレンジ、ピンク】

①ブルーライト加工、電源100、速度2、加工回数3～4

色によっては赤外線加工の際、パチパチ音が鳴るだけで上手く加工されていない感じもしましたが

赤外線加工をしてからの方が綺麗に切断できたように、私には感じました。

また、切れやすさは色によりますので、加工が終わってもすぐにアクリルを動かさずに、しっかり切断できているか確認して、追加で加工をするかどうか決めると良いです。

さらに、線対称の形であれば、切れてそうで切れてないという場合であれば位置が分かるので、裏返して同じ箇所に切断加工するのもありでした。（フレーミングを輪郭にして慎重に位置合わせをしてくださいね）

切断加工できなかったカラー

彫刻同様、白は無理だったのと、今回水色は何回レーザーを当てても切断できませんでした。

まとめ

パラメーターを模索して行く中で、本当にxTool F1でアクリルに加工ができるのか不安でしたが、

結果、カラーアクリルに彫刻、切断加工ができました！

もちろん、今回できなかった色もあったので完全制覇ではないですが、

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

以上、ここまでxTool F1家庭用レーザー彫刻機についてご紹介させていただきました。

決して安い代物ではないですが、価格以上の価値があるxTool F1ですので、

気になる方は、ぜひxTool 公式SHOPを除いてみてくださいね。

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