販売ノウハウ

ハンドメイド商品、販売数の目安は?劇的に売上UPするラインナップの決め方

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「minneやBASEなどのネットショップでハンドメイド作品を販売しているけど、どのくらいの商品数を用意したらいいんだろう?」

そう悩まれる、初心者のハンドメイド作家さんたちも多いのではないでしょうか。

実は、作品を販売する際には、しっかりと「商品ラインナップ」を策定しておくことがとても大事なのです。

事前に全体の作品ラインナップを考えておくことで、売上はぐっと上がります。

私自身、いろいろ試してみたうえで結果につながったノウハウです。今では毎月安定して20万円の売上をハンドメイド販売で立てております。

初心者さんはもちろん、なかなか売上が伸びずに悩んでいる作家さんも、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

そもそも商品数はどのくらい必要か

まずは、あなたのギャラリーの商品数から考えてみましょう。

よく、「たくさん作品がありすぎると売れない」と言っている方を聞きますが、私はそうは思いません。

商品数は「多い方がよい」

「決定回避の法則」という、人はたくさんありすぎると悩んで結局決断できなくなるという法則により、そう言われている場合が多いですが、

ハンドメイド販売にこれは当てはまるのでしょうか。

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お客さんの立場になって考えてみてください。

あなたのお店だけを見て、そのお客さんは作品を選んでいると言えるのでしょうか?

よほど人気の作家さんでないと、「この作家さんの作品がほしい!」という目的でギャラリーを見る方はいないと思います。

特にminneなんかの場合は、自分の作品がお客さんの選択肢に入っていたとしても、他の作家さんの似たような作品がバンバン出てきます。

そうなると、もはや自分のギャラリーの作品数を減らしたところで、お客さんの選択肢が減ることはないのです。

この理論が正しいとすれば、自分の作品数は増やした方が、より多くのお客さんに目にとめてもらえるので、商品数は多い方がよいと、私は自分の経験からも考えています。

具体的な商品数に関しては、どんなジャンルのハンドメイド作品を販売しているかにもよりますが、

最終的には100作品ほどは販売した方がよいと思います。

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商品数を多くするメリット

では、具体的に商品数を増やすメリットとは何でしょうか。

作品を見つけてもらう確率をあげる

ハンドメイド作品を購入する際、お客さんがどうやって作品を検索するか考えてみましょう。

だいたいの場合、「夏 イヤリング」「アジサイ ピアス」「ネックレス 大振り」などと自分の気になるアイテムのキーワードを検索しているはずです。

こういった検索に引っかかるには、登録してある作品数が多い方が確率が上がるということは、言うまでもありませんよね。

このことにより、お客さんに自分の作品を見てもらえることが、商品数を増やすことによって物理的に増えるのです。

安心感が購入の後押しをする

お客さんがハンドメイド品を購入する際、どんな気持ちでしょうか。

「ハンドメイド作品って、かわいいけど長持ちするのかな・・・」

「この作品を作っている作家さんは他にどんなものを作っているんだろう?」

こんな風に、多少の不安を持っているはずです。(ベテラン作家さんのリピーターさんなどは話が違いますが)

その際、ギャラリーを見てみて、5作品しか販売してない人と20作品販売している人を比べてみると、

やっぱりたくさん作品を販売している作家さんの方が、安心感がありますよね。

(もちろん、クオリティが伴うのは必須です!!)

商品ラインナップの決め方

ここまでで、ハンドメイド販売をする上で、作品が多い方がよいという趣旨でお話をさせていただきました。

ご納得いただけた方は、ここから一緒に「商品ラインナップの決め方」について考えてみましょう。

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作品のカテゴリーを決める

まずは、作品のカテゴリーについて考えてみましょう。

カテゴリー数も、多い方がよいです。

というより、ある程度のカテゴリー数を増やさないと、100作品以上作るのはなかなか難しいです。

「カテゴリーって言われてもよくわからない・・・(゜-゜)」

と思われる方もいるかもしれませんが、そんなに難しくありません。

<例>あなたが「アクセサリー」を販売している場合

ピアス・イヤリングだけを100作品作る!!!のではなく、

  • ピアス・イヤリング
  • ネックレス
  • 指輪
  • ヘアーアクセサリー
  • ブレスレット
  • キーホルダー

などと、作品のカテゴリー自体をある程度増やすのです。

正直、アクセサリー類であれば金具の付け方が変わるくらいで、そんなに難しいことではありません。慣れれば簡単です。

デザインが同じでも、「ピアス・ネックレス・リング」と3カテゴリーで作れば、それだけで3作品になります。

また、「ピアスはつけないけど指輪は使う」というように、様々なお客さんのニーズにこたえることもできますよね。

よって、多角的な意味でも、カテゴリー数はあらかじめ多めに決めて、どんな作品を作るか事前に設計図を立てておきましょう

作品の価格帯を決める「松竹梅」戦略

販売する作品のカテゴリーを決めることで、どんなものを作ればよいのかは見えてきました。

次に、同じく重要な、作品の販売価格帯別にみる商品ラインナップの策定方法をご紹介します。

同じカテゴリー作品の価格帯を「松(=高)・竹(=中)・梅(=低)と決めて販売すると、竹の価格帯の作品が一番売れる

→松竹梅戦略!

同じピアスを作るにしても、

  • 800円
  • 2000円
  • 4000円

こんな感じで価格設定をして、作品を作りましょう。

これをやることによって、松竹梅戦略で行けば真ん中の価格帯が一番購入される確率は上がりますし、

さらに、低価格帯の商品を用意していくことで、新規のお客さんも増やしやすくなります

私の経験だと、結構、「最初は梅商品から購入してくれたけど、リピートしていくうちに竹や松商品も買ってくれるようになった」というお客さんも結構います。

また、高い商品を作るのは最初は気が引けるかもしれませんが、ハンドメイド品を購入するお客さんは、ある程度の価格で販売されているものに対して安心感を抱くかたも結構多いです。

しつこいですが、ある程度のクオリティは必要となります。でも、この松竹梅戦略を事前に知った上で自分のギャラリーの商品ラインナップを考えることは非常に重要ですよ。

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闇雲ではなく、事前にラインナップ策定を

いかがでしたか?

純粋にハンドメイドづくりを楽しむだけであれば、ラインナップは考えなくても全く問題ありません。

でももし、あなたが売上アップを目指している作家さんであれば、

ぜひ、商品ラインナップについて考えてみてくださいね。

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