先日、初めてウッドレジンにチャレンジしてみましたので、
その時の様子を今日はご紹介させていただきます。
結論から申し上げますと、今回のウッドレジンはあくまでも「試作」です。
この体験から色々見えてきました。みなさまのお役に立てればと思いますm(__)m
Contents
ウッドレジンを作る際は必ず「エポキシレジン(2液レジン)」で!
少し前にお昼のバラエティ番組でウッドレジンの作り方を放送して大炎上してましたが、
ウッドレジンを作る際には、LED・UVレジンではなく、必ず2液レジン(エポキシレジン)を使ってください。
これから行程を紹介しますが、レジンが木の内部に浸透していくため、LED・UVレジンだと木の奥に浸透したレジンを硬化することができず、
あとから未硬化のレジンが出てきて肌に触れたりした場合、アレルギーを引き起こす場合が大いに考えられます。非常に危険です。レジンは硬化しないと基本的には毒です。
レジンの種類については別の記事でまとめてるので併せてごらんください!
ウッドレジンを作るのに必要なもの
- 2液レジン、着色料
- 手ごろな大きさの木、木を切るための糸鋸
- 透明なテープ
- 洗濯ばさみ
- 耐水ペーパーまたはヤスリ(240番~3000番くらいまで)
糸鋸なんて持っている方あまりいないですよね(笑)
私はウッドレジンのためにハンディ糸鋸を購入しました!そんなに高価なものではないです。
1000円~2000円ほどで購入できます。
まずは木をカットしていきます
糸鋸を使って、木材をカットしていきましょう。
木材はメルカリで数百円で買えますし、ホームセンターにもあります。
我が家には屋上があるので、そこで木くずまみれになりながら頑張って切りました。(笑)
ここの行程が面倒な方は、最近ではウッドレジン用の木材も売られているようです。
確かに木を切るのすごい大変だったからこういうのいいな・・・
2液レジンを用意します
次に、レジンを用意します。混ぜ合わせるタイプのエポキシレジンですよ(しつこい)。
しっかりと1剤と2剤の量を電子計りで計測して、ゆっくり混ぜ合わせましょう。
ここで、お好みの着色剤を入れて色をつけてもOK!
木材に透明テープを巻き付け、レジンを流します
↑この説明だと何が何だかわかりませんねw
写真の方が分かりやすいと思うので・・・
透明テープで木材をクルクルと巻いていき、レジンを入れる型を作ります。
そこにレジンを流し込むわけです。
ちなみに、この時写真のように表面がデコボコしていると、後の研磨で大変なことになるので
なるべくきれいな形にしたほうがよいです。
でもテープすごい扱いづらくて難しい・・・ここは私もまだ正解が見いだせてません。
型があった方が絶対にやりやすいです。
何か封入したい方はここで入れましょう。今回はハイブリッドオパールを入れてみました。
丸2日ほど放置して硬化させます
ここまでやったら、洗濯ばさみに挟んで立て、ごみがはいらないようにテイッシュなどをかけて放置。硬化します。
ちなみに今回は初夏の陽気でしたが2日はかかりました。
できたものがこちら!
反省点だらけです。
- テープの止め方が甘くて、レジンが下から漏れまくっている
- やはり面がガタガタで形成大変
あくまでも、適当にやるとこうなりますよという例で・・・(゜-゜)
形を整えてから研磨研磨研磨!!
硬化が無事に終わったウッドレジンはこちら↓
さて、ここからがウッドレジンの楽しいところではないでしょうか。
ひたすら磨くのみ!
・・・その前に、まずはこのいびつな形を何とか整えましょう。
・・・さらにその前に、まずテープをはずします。
今回使ったテープが粗悪だったのか、かなりべたつきが残ってしまい
それを取るのが大変でした(-_-;)
テープを外したら形成していきますが、やすりでは無理なのでルーターを使いました。
これでガシガシ不要な部分を削ります。
かなり粉がでるので可能でしたら屋外で。
全然まだいびつ・・・(-_-;)
でも今回は最初の形が悪すぎて私にとってはこれが限界でした!!!!(開き直る)
ここからはひたすらやすり掛けです。写真ないです。ごめんなさい。
耐水ペーパーも大変リーズナブルです。目の粗いもの(=番号が若い順番)に磨いていきましょう。
研磨について、また後日まとめる予定です。
今回だけ・・・コーティング剤を使いました
今回は本当に最初の形がいびつすぎて研磨だけではツヤツヤにできませんでした(´;ω;`)ウッ…
なので、レジンコーティングして完成です。
なんとかそれっぽい仕上がりにはなりました!
ただ、研磨でしっかり仕上げされているウッドレジン作家さんがこの記事を読んだら、それこそ炎上しそうです・・・(´;ω;`)ウッ…
あくまでも、試作ですので!でもそれなりにきれいに仕上がりました。
試作してみてウッドレジンの大変さを実感・・・リベンジします
ウッドレジンってなんであんなに高価なんだろうと思われている方もいるかもしれませんが、
このように非常に手間がかかります。
でも、時間をかけた分、作品の美しさはすばらしいです。
私も後日リベンジしようと思います!
作り方の手順として、今回の私の試作が参考になれば幸いです!